元ドイツ代表主将ラームが今季限りでの現役引退を発表 バイエルン通算501試合出場

DFBポカールのヴォルフスブルク戦後に自ら表明

 バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、今季限りでの現役引退を発表した。独紙「キッカー」や衛星放送「スカイ・スポーツ」などが一斉に報じている。

 名門バイエルンでキャプテンを務める小柄なサイドバックが、今季限りでスパイクを脱ぐ決断をした。「キッカー」によれば、1-0で勝利した現地時間7日のDFBポカール16強のヴォルフスブルク戦後に、「シーズン終了後にフットボールのプレーを終わりにする」と語り、現役引退の意思を正式に表明した。また、噂されていたクラブのスポーツディレクター就任の話も否定しているという。

 現在33歳のラームは4日のブンデスリーガ第19節シャルケ戦で、バイエルン通算500試合出場を達成していた。

 2002年に下部組織からトップチームに昇格後、シュツットガルトへのローン移籍を経て主力に定着。以降、7度のリーグ制覇をはじめ、2013年のUEFAチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトル獲得に貢献した。ドイツ代表でもキャプテンを務め、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝後に代表引退を発表していた。代表では通算113試合に出場し5得点だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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