シェフィールド戦を負傷欠場、クロップ監督がマンU戦への温存策示唆

　イングランド1部リバプールは現地時間4月4日のプレミアリーグ第31節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、3-1で勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は打撲のため7試合ぶりにリーグ戦を欠場したが、現地メディアは次節マンチェスター・ユナイテッド戦での復帰を渇望している。

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　ホームにシェフィールドを迎えたリバプールはFWダルウィン・ヌニェスのゴールで先制すると、一度は同点に追い付かれるも、MFアレクシス・マック・アリスター、FWコーディ・ガクポのゴールで突き放し、3-1の勝利で首位をキープした。

　遠藤は前節のブライトン戦で負った打撲の影響でメンバー外に。アジアカップ期間中だった2月5日のアーセナル戦（1-3）以来7試合ぶりのリーグ戦欠場となった。

　リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は試合後、「私たちは今日、彼（遠藤）を休ませた。今晩、出場させることもできるという感覚もあったが、今日外せば日曜日にはより大きなチャンスがある。これは変わっていないと期待している」と次節のユナイテッド戦に向け、大事をとった温存させたと語っていた。

　英国のリバプール専門メディア「Anfield Index」は「遠藤の復帰はユナイテッドとの対戦に向けた強化になる」とレポートし、遠藤の復帰を待ち望んでいる様子だ。

　今や遠藤はアンカーとして不動のファーストチョイスとなっており、宿敵ユナイテッドとのプライドを懸けた大一番では不可欠な存在として見られている。

　同メディアは「遠藤のようなキープレーヤーが負傷から復帰するのはタイムリーな追い風になる」とし、「結論として、リバプールがシーズンの重要な時期を迎えているなか、遠藤航の復帰は大きな前進をもたらす。来るオールド・トラッフォードでの対戦に彼が参加できるということが熱望されており、彼のピッチ上での影響力は、リバプールのシーズンの勝利を導くことへの期待が高まっている」と遠藤復帰の重要性を強調していた。

　FAカップの準々決勝で敗れた“赤い悪魔”へのリベンジを期する一戦。遠藤はスターティングイレブンに戻り、勝利に貢献することができるだろうか。