ブライトン戦の決勝ゴール別アングル映像に熱視線

　イングランド1部リバプールは、3月31日のプレミアリーグ第30節でブライトンを2-1で下し首位に浮上。FWモハメド・サラーの決勝ゴールで勝ち星を掴んだなか、得点時のある光景が話題に。歓喜するサラーの背後でMF遠藤航とMFアレクシス・マック・アリスターが真っ先に抱擁をかわす姿にファンから熱視線が注がれている。

　リバプールは開始2分に先制を許すも、同27分にFWルイス・ディアスが同点弾をマーク。さらに勝ち越しを狙ったなかで、後半20分に待望の逆転ゴールが生まれる。MFドミニク・ソボスライが右サイドから中央へ鋭いパスを送ると、これをマック・アリスターが受け、サラーへラストパス。これをエースFWが難なくゴールへ沈めた。

　華麗な連係が光ったこの得点シーンを、リバプールの公式X（旧ツイッター）がゴール裏のピッチサイドから収めた映像として公開。迫力満点のパスワークとシュート、さらには、得点時にゴール裏スタンドからサポーターの歓喜が感じ取れる臨場感あふれた映像になっている。

　ゴールが決まった瞬間、得点したサラーにチームメイトが駆け寄り祝福する姿が確認できる一方で、その背後ではアシストを決めたマック・アリスターに対して遠藤が真っ先に祝福へ駆け寄り、2人が抱擁をかわす姿も。中継映像とはひと味違ったピッチ上の光景が確認できる仕様になっている。

　この試合で遠藤はアンカー、マック・アリスターはインサイドハーフとしてフル出場。決勝アシストを決めたマック・アリスターは持ち味の攻撃センスを発揮し、存在価値を改めて知らしめた。

　一方で、このアルゼンチン人MFの才能を存分に発揮させた遠藤の働きぶりも現地では高く評価。中盤の底で守備的な役割を一手に担った姿に、クラブOBルイス・ガルシア氏も「遠藤が隣にいることで、彼のポテンシャルがすべて解き放たれる」と公式X上で賛辞を送ったほどだ。

　中盤で持ち味を生かしつつある遠藤とマック・アリスター。良好な関係性を窺わせた決勝ゴール時のワンシーンに対して、国内外のファンからは熱視線が送られ「遠藤を見て。彼がマッカのもとへ直行する。そのパートナーシップは誰にも負けない」「最高のペア」「素晴らしい」などといった指摘が寄せられていた。