クロップ監督、遠藤&相棒MFの試合後の“阿吽の呼吸”に言及「95分間のラブムービーが作れる」

ユルゲン・クロップ監督が遠藤航とマック・アリスターを称賛【写真:ロイター】
ユルゲン・クロップ監督が遠藤航とマック・アリスターを称賛【写真:ロイター】

遠藤&マック・アリスターはピッチ内外で良好な関係

 イングランド1部リバプールは、現地時間3月31日に行われたプレミアリーグ第30節ブライトン戦で2-1の逆転勝利を収め、リーグ首位に立った。日本代表MF遠藤航とアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターはともにフル出場でチームの白星に貢献したなか、ユルゲン・クロップ監督が2人について試合後のエピソードをクラブ公式チャンネル「LFC TV」で明かした。

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 リバプールはブライトン戦の前半2分に失点する苦しい立ち上がりとなったが、同27分にFWルイス・ディアスがネットを揺らして同点に。そして後半20分、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのパスからエジプト代表FWモハメド・サラーが決めて逆転勝利を収めた。勝ち点を67(20勝7分2敗)に伸ばしたリバプールは同日に行われたマンチェスター・シティ対アーセナルの上位直接対決がスコアレスドローに終わったことにより、単独首位に浮上した。

 アンカーとしてプレーした遠藤は最終ラインの前で攻守に奮闘。ともに中盤を構成するマック・アリスターやハンガリー代表MFドミニク・ソボスライに自由を与えつつ、センターバックの間に落ちてビルドアップにも積極的に参加した。時には相手陣内の深くまで攻め込むシーンもあった。

 遠藤は試合中、マック・アリスターと「常にお互いを探している」と語っていたが、試合後も同様のようだ。クロップ監督がクラブ公式チャンネル「LFC TV」でこのように語ったという。

「試合後、コップ(スタジアムのスタンド)に行くと、私の前にマッカ(マック・アリスター)と遠藤がいた。彼らはアイコンタクトしていた。お互いを見合っていたんだ! 95分間の映画、ラブムービーが簡単に作れるだろうね。とても素晴らしい。彼らは今、お互いにプレーを楽しんでいる」

 シーズン開幕当初はアンカーの定位置を争うライバルだったが、現在はアンカーとインサイドハーフで共存しており、良好な関係にあるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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