冨安が練習で見せたワンプレーに脚光

　イングランド1部アーセナルは現地時間3月31日、プレミアリーグ第30節でマンチェスター・シティと対戦する。敵地にてタイトル争いの行方を左右する大一番を迎えるなか、日本代表DF冨安健洋がトレーニング中に見せた豪快なプレーにファンが注目している。

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　28試合を終え、3位シティとわずか1ポイント差の勝ち点64で首位に立つアーセナル。同勝ち点も2位のリバプールとは今季対戦を終えているため、リーグ戦残り10試合というこのタイミングでのシティとの直接対決は、まさに優勝争いの分水嶺となりそうだ。

　今回の首位攻防戦では、アジアカップ以降にふくらはぎの負傷で欠場が続く冨安の動向も気になるところ。英複数メディアは大一番にスカッド入りに楽観的な見方をしており、センターバック起用の可能性も報じている。

　そんななかアーセナル公式X（旧ツイッター）は3月30日、「このワンツー」とメッセージを添えて1本の動画を公開。収められていたのは、ミニコートを使ったトレーニング風景だった。

　この動画は、冨安がGKアーロン・ラムズデールにパスして一気にゴールへ向かって加速するシーンからスタート。ラムズデールはパスを受けると、ワントラップしてふわりとしたボールをゴール前に送る。これに冨安がジャンプ一番。全身の勢いをぶつけるように豪快なヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。これにはアシストをしたラムズデールも全身で喜びを表した。

　冨安の豪快ヘッドが公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「エティハド（シティ本拠地）でもう1回頼むぜ」「完璧だ」「サムライが戻って来た」「ストライカー冨安」「ラムズデールが幸せそうで嬉しい」といった反応が寄せられている。

　今回の動画で見せたように、冨安は怪我から順調に回復しコンディションをいい状態でキープしているようだ。大一番での活躍に期待が懸かる。