ふくらはぎの負傷で欠場の続いている冨安

　イングランド1部アーセナルは今週末（現地時間3月30日）にマンチェスター・シティとの大一番を控える。ジャーナリストのチャールズ・ワッツ氏はアーセナルの負傷者の状況をレポート。2024年に入ってまだ試合出場がない日本代表DF冨安健洋の状況についても言及した。英メディア「Caughtoffside」が報じた。

　現在プレミアリーグで首位に立つアーセナルは、31日に敵地でプレミアリーグ第30節シティと対戦する。アーセナルとリバプールが勝ち点64で並び、シティが同63と熾烈な上位争いが繰り広げられているなかで迎えるビッグマッチだ。

　今回の代表ウィーク期間中にFWブカヨ・サカは負傷でイングランド代表を離脱し、代表戦ではプレーしなかった。FWガブリエウ・マルティネッリ、同DFガブリエウ・マガリャンイスの2人もブラジル代表には参加しないなど、負傷を抱えた主力選手も多い。

　ジャーナリストのワッツ氏はふくらはぎの負傷によってアジアカップ以降欠場が続く冨安も含め、負傷者の状況についてレポートした。

「ブカヨ・サカはフィットすると予想している。私が知る限り、イングランド代表からの離脱を心配する必要はなさそうだ。マルティネッリの足の怪我のほうがより心配だ。彼はポルト戦（3月12日）で松葉杖をついていた。彼が出場できるかはわからない。マルティネッリが欠場の場合、ガブリエル・ジェズスも左サイドの選択肢にはなるが、レアンドロ・トロサールが先発するだろう。そして、カイ・ハフェルツは中央のストライカーの座をキープする。

　また、冨安健洋はスカッドに含まれるはずだ、マガリャンイスはマルティネッリと似たような立場でどうなるかはわからないが、アーセナルは彼がブラジル代表から離脱した負傷が問題ないことを願っている」

　サカは問題なく出場が可能だが、マルティネッリとマガリャンイスの2人のコンディションには不安が残っているようだ。そして、冨安はポルト戦でもベンチ入りしており、シティ戦も引き続きメンバー入りすることが濃厚。この重要な一戦が昨年12月31日のフルハム戦以来の復帰戦となる可能性もありそうだ。