L・スアレスが疑惑のノーゴール判定に激怒 「ボールは1メートル入っていた」

起死回生の同点弾もベティスに敵地で痛恨のドロー

 バルセロナは現地時間29日にリーガ・エスパニョーラ第20節、敵地でのベティス戦に臨んだが、1-1のドローに終わった。この日物議を醸したのはゴールを認められなかった“誤審”で、同点弾を決めたFWルイス・スアレスも試合後のインタビューで怒りを露わにした。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 この日のバルサは中盤のキーマンであるMFアンドレス・イニエスタ、MFセルヒオ・ブスケッツの不在、そしてベティスの積極果敢なプレスもあってボール回しにミスが目立ち、試合の流れをつかめずにいた。そのなかで後半30分にはセットプレーから先制点を許し、苦しい立場に追い込まれた。

 同点に追いつこうとギアを上げたバルサだったが、同31分に問題のシーンが起きた。バルサの右サイドからのクロスに対してL・スアレスが飛び込む。シュートこそジャストミートしなかったものの、その後相手DFのクリアがこぼれてゴールラインを越えたように見えた。しかし、判定はノーゴール。これを間近で見ていたL・スアレスは、自身が相手マーカーに倒されたことも含めて猛抗議したものの、判定は覆らなかった。

 バルサは、数分後に再びゴールライン上でクリアされるなど、この日は得点に縁遠いのかと思われた。しかし同45分、ペナルティーエリア手前からFWリオネル・メッシがスルーパスを送ると、裏に抜けたL・スアレスが決めて1-1の同点とし、敗戦こそ免れた。それでも今季リーガ16得点目を決めたストライカーは、試合後に不満を吐き出した。

 

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