サッカー日本代表の「世にも奇妙なゴール」 海外驚きのワケ「ボールは彼のもとに来た」【アジア杯回顧】

バーレーン戦で久保建英が決めたゴールに注目【写真:ロイター】
バーレーン戦で久保建英が決めたゴールに注目【写真:ロイター】

トーナメント1回戦でバーレーン相手に3-1で勝利

 2024年のアジアカップでは数々の反響シーンがあったなか、今回は決勝トーナメント1回戦バーレーン戦で「世にも奇妙なゴール」と注目された日本のゴールを振り返る。

 グループリーグを2勝1敗(D組2位)で勝ち上がった日本は、トーナメント1回戦でバーレーン相手に3-1で勝利。続く準々決勝でイランと対戦したが、1-2で敗れベスト8で大会を去ることになった。

 大会通算では5戦8失点と守備面に課題を残した森保ジャパン。それでも欧州リーグでプレーする選手のクオリティーは高く、アジア杯の日本の総得点は「12」となっている。そのうち、MF久保建英の決めた1点は海外で「世にも奇妙なゴール」と話題になっていた。

 トーナメント1回戦のバーレーン戦、1点を先取して迎えた後半4分。相手陣内で久保がプレスをかけてボールを奪うと、日本が猛攻。久保のパスは上手くつながらなかったものの、ゴール前にボールがこぼれ走りこんでいた久保のもとへ。すかさず蹴り込んでネットを揺らした。

 当初オフサイドの判定となっていたが、ここでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入。久保はオフサイドポジションにいたが、相手DFが蹴ったボールだったためオフサイドの反則は成立せず。ゴールが認められることとなった。

 この場面にカタールメディア「Aljazeera.net」は「世にも奇妙なゴールが決まった!」と驚きを露わに。「久保は明確にペナルティーエリア内でオフサイドの位置にいた。しかし、ボールはバーレーンのDFから彼のもとに来た。彼は低いシュートをゴールした隅に決めたが、得点が認定されるまで時間がかかった」と説明していた。

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