中4日vs中2日 韓国、アジア杯8強豪州戦は「不利」も母国が檄「言い訳をしている余裕はない」

準々決勝でオーストラリアと対戦する韓国【写真:ロイター】
準々決勝でオーストラリアと対戦する韓国【写真:ロイター】

韓国はベスト16の激闘から中2日でオーストラリア戦へ

 韓国代表は2月2日、アジアカップの準々決勝でオーストラリアと対戦する。決勝トーナメント1回戦から中2日で迎える一戦は選手たちにとっても過酷だが、韓国メディアは「不利」としつつも、「言い訳をしている余裕はない」と言及している。

 決勝トーナメント1回戦は1月31日までに8試合が行われ、準々決勝のカードはタジキスタン対ヨルダン、オーストラリア対韓国、イラン対日本、カタール対ウズベキスタンに決まった。

 韓国は1月30日に行われたサウジアラビア戦で1点ビハインドの後半アディショナルタイム9分に途中出場のFWチョ・ギュソンが劇的同点弾を決めて延長戦へ。延長前後半30分を経て迎えたPK戦の末に勝利したが、フル出場したFWソン・フンミンやMFイ・ガンインの消耗が激しいのも事実だろう。

 韓国紙「ヘラルド経済」は「いろいろな面で韓国が不利だ」と言及。準々決勝で対戦するオーストラリアは1月28日から中4日、一方の韓国は中2日と、条件面で厳しい戦いを強いられることに触れつつ、主力の奮起に期待している。

「オーストラリアは(韓国人の)シン・テヨン監督率いるインドネシア相手に4-0と快勝したうえ、4日間の休息を取っての試合となり、体力面では韓国に比べてかなり有利だ。また、オーストラリアの優れたフィジカルと決定力は、キム・ミンジェ以外は不安を抱える守備陣に大きなプレッシャーを与える。2015年の決勝で韓国を破ったオーストラリアは、当時の記憶をよみがえらせ、韓国を苦しめるだろう。

 韓国は主力の多く(ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンイン、キム・ヨングォン)がイエローカードをもらっているうえに、バックアップメンバーをあまり活用せず、主力への負担も溜まっている。前線の決定力をめぐる議論も続き、毎回厳しい試合をしているが、このような言い訳をしている余裕はない。ソン・フンミンを筆頭に、イ・ガンイン、ファン・ヒチャン、キム・ミンジェらの活躍を期待するしかない」

 オーストラリアに勝利した場合はタジキスタン対ヨルダンの勝者と対戦することになるが、記事では「準決勝の相手は悪くない」と、ベスト8の戦いが山場になると見立てていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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