横浜FMの問題児カイケ、グレミオとの契約交渉を“ドタキャン” メディカルチェック後に破談

 

横浜FMではSNS投稿や遅刻など様々な問題を起こし、トラブルメーカーと化す

 横浜F・マリノスのトラブルメーカーが、母国ブラジルでもひと悶着を起こしたようだ。ブラジル1部のグレミオがクラブ公式サイトで、横浜FMのFWカイケとの契約交渉がドタキャンになったことを明かしている。

 昨年末、横浜FMが天皇杯を勝ち進むなか、カイケは構想外の形で一足早く12月上旬にブラジルへ帰国。その後、グレミオが獲得に本腰を入れ、メディカルチェックも終えていたという。しかし、その後に契約上の問題で破談になった模様だ。

 カイケは昨年、横浜FMに複数年契約で加入したが、23試合4得点と成績はいまひとつ。プレー以上に注目を集めたのは、ピッチ外や試合後の振る舞いだった。

 チームがアウェーで試合をしているなか、遠征メンバーから外れたカイケは東京・銀座で遊んでいる写真を自身のSNSにアップして批判を浴びていた。またルヴァンカップの大宮戦では試合後の整列に加わらずに一人ロッカールームへ引き上げ、チーム練習でも度重なる遅刻を繰り返し、その後もメンバー外となった試合の最中にSNSを更新。あまりの素行不良ぶりにクラブ側も手を焼き、もはやトラブルメーカーと化していた。

 現時点でカイケの去就は不透明だが、横浜FMの問題児は日本だけでなく、母国ブラジルでもピッチ外で注目を集めたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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