冒頭スタメン表で登場した南野に注目

　フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実は、現地時間12月3日に行われたリーグ・アン第14節モンペリエ戦（2-0）でフル出場した。先制点も挙げる活躍を見せた南野だが、映像で流れた冒頭のスタメン紹介のシーンに「なんでマネキンなんだ？」と、疑問の声があがっている。

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　前節のパリ・サンジェルマン（PSG）戦（2-5）に続きスタメン出場を果たした南野は、この試合でも遺憾なく能力を発揮する。まずは前半9分、モナコは左サイドからの折り返しを拾ったDFバンデルソンが、相手ペナルティーエリア内中央から強烈なシュート。相手GKの弾いたところに瞬時に南野が反応し押し込んだ。

　2戦連発、今季5ゴール目を記録した南野はその後も躍動。ワントラップから絶妙なスルーパスで味方のチャンスを演出するなど、ゲームのキーマンとなった。一方、後半22分にはマリ代表DFブバカル・クヤテの危険なアフターチャージを受けるシーンも。足裏で勢い良く右足を踏まれたこのタックルでクヤテには当初警告が示されたが、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）介入の結果、一発レッドで退場処分に変更されている。

　試合終盤の追加点でモナコは2-0の完勝。フル出場した南野には現地でも高い評価が与えられているが、ファンの注目を集めたのは冒頭のスタメン紹介のシーンだった。布陣図としてモナコ選手の顔写真が並ぶなか、南野だけ顔画像の抜けた“マネキン”状態となっている。

　スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルのハイライト映像でも、このシーンが公開されると「なんで試合前のスタメン表のタキはマネキンなんだ？」「顔写真無いの？」「南野はターミネーター？」「顔真っ白スキンヘッド」「マネキン扱いで笑った」とファンからの声が寄せられた。

　連日試合にも出場している南野だけに、なぜこの試合でのスタメン画像がなかったのかは謎に包まれている。