U-19代表監督、久保建英のA代表抜擢も視野に 「必要ならフル代表に行ける準備も考えなくては」

「周りの選手も久保の力を認めていた」

「ご存知の通り(久保は)U-16でパフォーマンスを発揮し、J3で23歳以上の選手ともやっている。それを踏まえて(アルゼンチン遠征に)連れて行った。基本的には攻守よりも良さを出そうとしている。2チーム分連れて行ったが、後半の途中からスペースができたなかで攻撃でのチャンスメークやアイデアを発揮できる場面で使ってどうだったか」

 内田監督はそう語ったうえで、パフォーマンスについては「良い部分は出してくれた」と一定の評価を下し、特大のポテンシャルを秘めた若きアタッカーの成長をサポートする方針だ。

「U-19アルゼンチンのフィジカル的に強いアタックでも良い部分は出してくれた。周りの選手もトレーニングからリスペクトして彼の力を認めていた。いつかは年齢を超えてサッカーをしなくてはいけないので、チャンスがあれば15歳でも18歳でも必要ならフル代表に行ける準備も日本全体として考えなくてはいけないのではないか」

 FC東京U-18ではすでに中心選手として君臨する久保。16年はJリーグ最年少デビューを飾るなど激動の1年だったが、来年はさらに目が離せそうにない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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