スロット・アルネ監督の言葉を報道

　オランダ１部フェイエノールトFW上田綺世は日本代表の10月シリーズに招集され、チュニジア戦に出場した。チームに合流してスロット・アルネ監督から期待を寄せられているようだ。ベルギー地元メディア「Walfoot」が報じた。

　上田は10月4日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）のグループリーグ第2節でスペインのアトレティコ・マドリード戦（2-3）でオウンゴールを誘発。惜しくも自身のゴールにはならなかったが、CLデビュー戦で見事に先制点を演出した。

　そんな上田に指揮官も期待を寄せる。同メディアは「彼は1ゴールがある。それほど多くはないが上田の試合には非常に注目に値するものがある。彼の献身的な労働、パワー、メンタリティーは周りを喜ばせる。非常に機動力があって、敏捷で技術的な才能に恵まれている。そのなかでも彼の『パワー』は明らかに印象的」と、アルネ監督が記者会見で述べたと報じた。

　上田は昨季ベルギーリーグで22ゴールを記録。同メディアは「恐らく日本人は同様のパフォーマンスを達成できるでしょう」と、その力量に太鼓判。また25日のCLラツィオ戦では「先発する可能性がある」と予想していた。