グアルディオラ監督はメッシに特別枠を設けるべきだと主張

　イングランド1部マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、今年のバロンドールは、シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが受賞するべきだと考えているようだ。英公共放送「BBC」がグアルディオラ監督のコメントを報じている。

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　ハーランドは2022-23シーズンの開幕前にドイツ1部ボルシア・ドルトムントからシティに加入。オーストリアリーグ、ブンデスリーガで示してきた得点力は、イングランドでも健在だった。公式戦53試合に出場して52得点を挙げ、シティのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）初優勝、プレミアリーグ優勝、FAカップ優勝の3冠達成の立役者となった。

　10月30日に発表されるバロンドール候補者30人の中には、ノミネートされることが確実視されているハーランドだが、彼を間近で見てきたグアルディオラ監督は「ハーランドが獲るべきだ。私たちはトレブル（3冠）を達成したし、彼はたくさんのゴールを挙げた」と、ノルウェー代表FWの活躍を振り返った。

　ハーランドのライバルになると見られているのは、米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミに所属しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。カタールW杯でキャリア初の大会優勝を成し遂げたメッシについて、かつてのFCバルセロナの監督は、特別枠を設けるべきだと主張した。

「バロンドールは、2つの枠に分けるべきだ。1つはメッシのためのもので、もう1つはそのほかの選手たちのためのものだ。メッシにとって最悪のシーズンは、ほかの選手たちにとっては最高のシーズンだからね」

　ハーランドの初受賞に太鼓判を押したグアルディオラ監督だが、メッシの活躍も大いに評価しているようだ。