日本は「真に世界レベルの強国」 4大陸のチーム圧倒の内容に中国称賛「韓国はまだ山あり谷ありだが…」

チュニジア戦に中国反響【写真:徳原隆元】
チュニジア戦に中国反響【写真:徳原隆元】

昨年0-3で敗れたチュニジアに2-0で快勝

 森保一監督率いる日本代表は、10月17日に行われた国際親善試合でチュニジア代表に2-0で勝利した。中国国内でも日本の戦いぶりは報じられている。

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 10月13日のカナダ戦で4-1と快勝した日本は、チュニジア戦でスタメン7人を変更。前半43分にFW古橋亨梧のゴールでネットを揺らし、後半24分にはMF伊東純也が蹴り込んで2-0とリードを広げ、そのまま勝利を手にした。

 中国のデジタル新聞「澎湃(ペンパイ)」は、「日本が国際親善試合で6連勝を達成した」と取り上げ、「日本は終始試合を支配、ボール支配率は60%(実際は56.6%)、シュート本数は17対1、枠内シュートは4対0と圧倒した」と報じた。

 サッカージャーナリストで、中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」でフォロワー340万人超を誇る潘偉力(パン・ウェイリー)氏は、「韓国はまだ山あり谷ありだが、この半年間の日本はどうなっている? 欧州(ドイツ、トルコ)、南米(ペルー)、北中米(カナダ、エルサルバドル)、アフリカ(チュニジア)のすべてをなぎ倒し、24得点5失点。この半年間で、1つの壁を越えた感覚がする。能力面、メンタル面ともに真に世界レベルの強国となった。2026年のワールドカップ(W杯)ベスト8どころかベスト4まで夢ではない」と評価している。

 W杯に6回出場しているチュニジアは、昨年の国際親善試合で日本が0-3で敗れた相手。決して弱い相手ではないが、中国メディアや論者は「順当勝ち」と捉えているようで、なおかつこの勢いが一過性でなく本物であり、ひと皮剥けた印象を持っているようだ。

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