「4-3-3で本田に出番なし」とミラン番記者が断言 伊代表MFが万全なら「1000%の確率」で先発落ち

“擁護派”のヴィンチ記者も白旗 ローマ戦のドタキャンは「信頼を置けなかった」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、12日の前節ASローマ戦でリーグ戦6試合ぶりの先発出場が見込まれていた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は前日会見で本田の先発起用の方針を打ち出していたが、試合直前に変心。本田はベンチスタートとなった。0-1と惜敗した試合後、「選択だ。私は選択しなければいけなかった」と試合後に語っている。ミランのイタリア人番記者は、本田の先発ドタキャンという屈辱について「高いレベルの試合で信頼を置くことができなかった」と分析している。

 イタリア地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、2014年1月に本田がCSKAモスクワから加入して以降、好意的なレビューを続けてきた。イタリアメディアでは珍しい“本田擁護派”だが、今季初先発となった10月25日の敵地ジェノア戦(0-3)で本田が見せた消極的パフォーマンスから評価がトーンダウンしている。

 ローマ戦で先発予定だった本田がベンチ行きを命じられた理由について、ヴィンチ記者は厳しい見方を示している。

「モンテッラ監督がこのような高いレベルの重要な試合で、本田に信頼を置けなかったからだろう。4-3-3システムでは、本田の出番はない。監督はニアングのモチベーションを上げるため、励ますために出場させた」

 

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