練習後に“伝家の宝刀”左足フリーキックを披露

　2022年限りで現役を引退した元日本代表MF中村俊輔氏（現横浜FCトップチームコーチ）が、チーム練習後に左足フリーキック（FK）を披露。指導者となった現在も、そのクオリティーが衰えていないことを窺わせた場面に、SNS上では「キレッキレじゃん！」「現役選手よりうまそう」など、感嘆の声が届いている。

　45歳の中村氏は現役時代、横浜F・マリノスやセルティック（スコットランド）など国内外クラブで活躍。左足キックのセットプレーは芸術の域に達しセルティック時代の2006-07シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）で名門マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた2本のFKは伝説となった。

　昨季限りでの引退後は指導者へ転身し、現在は横浜FCのコーチとして指導現場に立つなか、今年12月に開催される引退試合の公式SNS上では「10/16（月）の練習後、選手達からFKを教えて欲しいと声が上がり、実演」と綴られ1本の動画がアップ。中村氏が左足でFKを蹴る姿が収められている。

　映像ではダミーの壁が置かれる状況で、左足から絶妙コースを突いたFKが次々と炸裂。壁を越え、鋭く落ちながらゴールネットを揺らすシーンはまさに芸術級で、ファンからは「凄い」「美しい」「キレッキレじゃん！」「現役選手よりうまそう」「綺麗に曲がる」など、引退後も衰えない左足に感嘆の声が漏れていた。