レアルが鹿島とクラブW杯決勝で激突へ! ベンゼマ&ロナウド弾で公式戦無敗を「36」に伸ばす

決定機を逃し続けたC・ロナウドだが…

 後半に入ると10分ほどで、1点を追うクラブ・アメリカが4バックに変更した。レアルの前線は前半よりもスペースを手にすることになり、同15分には右サイド深くまで切り崩して中央へマイナスのパスがロナウドに渡った。しかし、ロナウドはこの絶好機でシュートをGK正面に蹴ってしまった。続く同20分にはバスケスのクロスをロナウドがゴール前でフリーで待ちかまえ、後はゴールに流し込むだけというシーンだったが、前に走り込んだベンゼマが目に入ったのか、全くゴールとは違う方向にヘディング。追加点とはならなかった。

 ゴールから見放されていたロナウドだが、試合終了間際にビッグチャンスが訪れた。後半アディショナルタイム、途中出場のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのスルーパスに抜け出すと、相手GKとの1対1で冷静に右足シュートを決めた。ビデオ判定の末にゴールは問題なく認められ、2-0とリードを広げてレアルが勝利した。

 勝利したレアルは公式戦の無敗を36に伸ばし、18日の決勝への進出を決めた。スコア以上に危なげなく勝利したレアルは、開催国代表から決勝へ進出した鹿島の挑戦を受けることになる。また、クラブ・アメリカは同日の3位決定戦で、南米王者アトレチコ・ナシオナル(コロンビア)と対戦する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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