元韓国代表DFイ・ヨンピョ氏が韓国対中国と、日本との対戦の可能性に言及

　U-24サッカー韓国代表は、9月27日にアジア競技大会の決勝トーナメント1回戦でキルギス代表を5-1で下し、ベスト8に駒を進めた。U-22日本代表は28日にミャンマー代表と対戦するなか、韓国代表OBは決勝での日韓戦実現を予想している。韓国紙「東亜日報」が伝えた。

　E組に入った韓国は、グループリーグ初戦でクウェート代表に9-0で快勝。続く第2戦タイ代表戦に3-0、MFイ・ガンインが合流した9月24日の第3戦バーレーン戦も3-0で勝利し、グループ首位通過を決めた。

　F組2位キルギスとの対戦となった決勝トーナメント1回戦、韓国は前半11分にDFソル・ヨンウが倒されて獲得したPKをMFペク・スンホが決めて先制。その2分後に、MFチョン・ウヨンがクロスをヘディングで合わせて追加点を奪い、2-1で前半を折り返す。後半にもチョン・ウヨンのPKなど3点を重ねた韓国は5-1でキルギスを撃破し、ベスト8に駒を進めた。

　ベスト8では、決勝トーナメント1回戦でカタール代表に1-0で勝利した開催国・中国と対戦する。

　現役時代にオランダ1部PSV、イングランド1部トッテナム、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントなどでプレーし、現在は韓国放送局「KBS」で解説委員を務める元韓国代表DFイ・ヨンピョ氏は、「中国はチームの雰囲気がいい。かなり難しい試合になるだろう」と語った。

　また、キャスターから決勝での日韓戦の可能性について問われると、「決勝は日韓戦になるだろう」と予想している。イ・ヨンピョ氏はグループリーグで韓国がバーレーン戦に3-0で勝利すると予想し、これが見事に的中。そのほか、北朝鮮の好調ぶりについても的を射た発言をしており、注目を集めている。

　日本は9月28日に決勝トーナメント1回戦でミャンマーと対戦。決勝戦まで韓国とは当たらないが、どのような結果となるだろうか。