ドイツ戦で負傷し日本代表を離脱していた

　オランダ1部フェイエノールトに所属するFW上田綺世は9月9日に日本代表として先発出場を果たした国際親善試合ドイツ戦後に負傷のため代表チームから離脱した。その後クラブから数週間の離脱になると発表されたが、22日には練習に復帰したようだ。オランダ紙「テレグラフ」が報じた。

　上田は9日のドイツ戦（4-1）でチームの2点目を決めるなど最前線で活躍を見せた。しかし、試合翌日のトレーニングを左脚違和感のためにホテル静養で欠席。その日のうちに代表チームからの負傷離脱が発表された。その後、所属のフェイエノールトに戻った上田だが、日本代表が国際親善試合トルコ戦（4-2）を行った12日、クラブは公式SNSで「上田綺世は負傷のために数週間の離脱が見込まれる」と発表した。

　9月19日にはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）開幕戦で、スコットランドのセルティックとの対戦は欠場。だが、22日には練習に復帰したようで、24日のエールディビジ第6節アヤックス戦に向けて「アルネ・スロット監督は日曜日に日本人ストライカーを起用する予定でクラシックに向けた最大の後押しとなる」と同紙は報道した。

　上田自身は「プレーするのに十分な力を感じていて十分なトレーニングを行っている」という。強豪アヤックス戦で上田はチームの救世主となるのだろうか。