ウォルバーハンプトンに3-1で逆転勝利を飾るなか、遠藤は出場機会なし

　イングランド1部リバプールは9月16日、敵地でのプレミアリーグ第5節でウォルバーハンプトンと対戦。チームは3-1で逆転勝利を飾ったなか、日本代表MF遠藤航に出番はなかった。海外ファンは、遠藤の起用を訴えている。

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　今夏にドイツ1部シュツットガルトからリバプールへ移籍した遠藤。移籍後は3試合に出場したなか、8月27日のプレミアリーグ第3節ニューカッスル戦（2-1）ではスタメン起用、続く第4節アストン・ビラ戦（3-0）では試合を締めるクローザー役で後半42分からの途中出場だった。

　遠藤はベンチスタートとなったなか、試合は前半7分、ホームのウォルバーハンプトンがカウンターを発動。ポルトガル代表FWペドロ・ネトが左サイドを個人技で突破すると、折り返したボールを最後は韓国代表FWファン・ヒチャンが押し込み、先制に成功した。

　前半を1点ビハインドで折り返したリバプールは後半10分、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの股抜きパスをエジプト代表FWモハメド・サラーが蹴り込み、最後はオランダ代表FWコーディー・ガクポが決めて、1-1の同点に追い付いた。

　さらに、リバプールは後半40分、右サイドからサラーが仕掛けてスルーパスを供給。これをスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが流し込んで2-1と勝ち越すと、後半アディショナルタイムには相手のオウンゴールで追加点を奪い、3-1で勝利した。

　移籍後4試合目で、初めて出番のなかった遠藤。ウォルバーハンプトン戦の中盤は、アンカーにアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライとイングランド人MFカーティス・ジョーンズがインサイドハーフで起用された。

　SNS上では、「遠藤はとてもいい選手。クロップは彼（の才能）を無駄にしている。（日本代表の一員として）ドイツを圧倒したが、今日は使われなかった。リバプールにとって十分な選手だ」という声のほか、「リバプールはマック・アリスターを6番で使うのはやめたほうがいい。遠藤かライアン（・フラーフェンベルフ）だろう」「遠藤に同情する」など、遠藤起用を要望する意見がファンから上がっていた。