ウェストハムなどでプレーしたロシニアー氏が三笘とファーガソンを称賛

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグ4試合で1得点3アシストと好調なスタートを切った。元プレミアリーガーのレロイ・ロシニアー氏は、「誰もが三笘が欲しい」と高く評価している。英メディア「THE BOOT ROOM」が伝えた。

　三笘はプレミアリーグ挑戦2年目の今季、ここまでリーグ開幕から4試合すべてにスタメン出場。開幕節のルートン・タウン戦（4-1）で1アシスト、続くウォルバーハンプトン戦（4-1）で1ゴール1アシスト、直近のニューカッスル戦（3-1）では1アシストをマークし、1ゴール3アシストと結果を残している。

　とりわけ、8月19日のウォルバーハンプトン戦で決めた今季初ゴールシーンは国内外で大反響。相手守備陣をスピードに乗った突破で次々とかわし、最後は右足でフィニッシュした衝撃のドリブル弾は英国営放送「BBC」の人気番組「Match of the Day」選定の8月ベストゴールに選ばれた。

　現役時代にフルハムやウェストハムなどでプレーしたイングランド人FWレロイ・ロシニアー氏は、プレミアリーグの番組を手掛けるメディア「Premier League Productions」で三笘や今季すでに4ゴールを挙げている18歳のアイルランド代表FWエバン・ファーガソンを称賛している。

「私は選手全員のことを考えている。誰もがファーガソンが欲しいし、誰もが三笘を欲しい。三笘は本当に素晴らしいし、選手たちのクオリティーを考えると、ブライトンはまだ過小評価されている」

　三笘に対しては、今夏の移籍市場でアーセナルやチェルシーをはじめ、欧州5大リーグのビッグクラブが獲得に関心を示したと報じられていたが、今後さらに三笘の株は上がっていきそうだ。