現地紙はベスト選手として最大の評価

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、9月2日のラ・リーガ第4節グラナダ戦（5-3）で4得点に絡む活躍を見せた。自身もラ・リーガ初の1試合2ゴールと結果を残した試合で、現地紙はベスト選手として「ラ・レアル（ソシエダ）の魔術師」と称され賛辞が贈られている。

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　前半9分に裏への抜け出しから幸先良い先制弾を決めた久保。同21分には、相手DFイグナシ・ミケルのファウルを誘いイエローカードを誘発した。1-1で迎えた同44分には、カットインからこの日2点目を奪取。後半にも味方の得点チャンス演出、相手のオウンゴール誘発など終始活躍を見せた。

　4戦連続のMOM（マン・オブ・ザ・マッチ）にも輝いた久保に対し、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「ベスト選手」としてピックアップ。「彼はラ・レアルの魔術師であり心臓だ」と絶賛する。

「その才能でゲームの妨害を解き、試合に命を与える存在だ。2ゴールを決め、3点目と5点目にも絡んだ。彼はブレイスとトラオレをより良くした」

　味方との連係でチームを活性化した久保に、現地紙も太鼓判を押していた。