“ペップ・シティ”が3バック採用でチェルシーにミラーゲーム挑むも完敗 乱闘で2選手退場の波乱も…

シティが先制も、チェルシーに3失点を喫して逆転負け

 マンチェスター・シティは3日、プレミアリーグ第14節でチェルシーとの大一番を迎え、ホームで1-3と敗戦を喫した。チェルシーはこれでリーグ8連勝を飾り、首位を快走している。

 シティはジョゼップ・グアルディオラ監督が、試合開始から最終ラインを3バックにする大胆な采配に打って出た。これまでも試合途中に3バックにすることはあったが、試合開始から明確に最終ラインを3枚にしたのはシティでは初めて。首位を走る好調チェルシーが導入している3バックシステムに対して、真っ向からのミラーゲームを仕掛けた。

 試合は序盤からシティが優勢に進め、前半45分、MFヘスス・ナバスの右サイドからのクロスをチェルシーDFガリー・ケーヒルがクリアを試みるも、当たり損ねたボールがゴールの左上に突き刺さり、オウンゴールによってシティが先制点を奪った。

 後半も開始からシティが主導権を握るも、1つのプレーが状況を一変させる。後半15分、自陣からチェルシーMFセスク・ファブレガスがロングフィードを前線に送り込むと、これに反応したFWジエゴ・コスタがボールをキープし、右足を一閃。強烈な一撃をゴール左に沈め、スコアをタイに戻した。

 勢いに乗ったチェルシーは後半25分、ショートカウンターから抜け出したMFウィリアンが、右サイドからボックス内に侵入してシュート。ゴール左に流し込んで逆転に成功した。ゴール後、ウィリアンとDFダビド・ルイスのブラジル人選手は、腕に巻いていた喪章を掲げ、墜落事故の犠牲となったシャペコエンセへ追悼の意思を示した。

 

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