レアルを退団後、無所属が続いていた

　スペイン1部レアル・マドリードを退団し、所属クラブが決まっていない元ベルギー代表MFエデン・アザールにイングランド復帰の可能性が浮上している。英メディア「Football Transfer」はイングランド1部クリスタル・パレスがアザールとの契約を画策していると報じた。

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　度重なる怪我に悩まされ、レアルでも定位置を確保できないシーズンが続いていたアザールは今夏にクラブとの契約を解除し、フリーエージェントになっていた。アメリカやサウジアラビアのクラブが獲得に動いているという情報があったなか、未だに新天地は決まっておらず、このまま引退する可能性も伝えられていた。

　しかし、クリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長はこの32歳の元ベルギー代表が商業面だけでなく、ピッチ上のパフォーマンスでも十分に提供できるものがあると考えているという。さらにチームを率いるロイ・ホジソン監督も熱望しているようだ。

　アザールには1年契約が提示されるとされ、基本給に出場数やパフォーマンスに応じたボーナスが上乗せされる条件になるのではと伝えられている。

　かつてチェルシーで活躍したアザール。チェルシーと同じロンドンを本拠地とするクリスタル・パレスへの加入で2019年以来となるプレミアリーグ復帰を果たすことになるのだろうか。