開幕2試合で2得点2アシストと攻撃を牽引

　フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実は、現地時間8月20日に行われたリーグ・アン第2節ストラスブール戦（3-0）で2ゴール1アシストの大活躍を見せた。リーグ・アン公式サイトは、「南野は好調スタート」と取り上げている。

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　今季リーグ開幕戦のクレモント戦（4-2）でチームの新シーズン第1号をお膳立てしていた南野。続くストラスブール戦では、全ゴールに絡むパフォーマンスを見せた。

　まずは前半20分、南野は前線の味方との連係で一度はボールを失うが、すぐさま相手にプレスをかけてボールを刈り取る。そのまま前を向き右足一閃。ペナルティーアークより手前、やや右から放った一撃は距離があるなかでゴール左に綺麗に突き刺さった。

　さらに前半36分には左サイドからのアーリークロスをヘディングで合わせこの日2点目。後半に入っても南野は止まらず。後半13分にセンターサークル付近で縦パスを受けた南野は、前線に走る主将FWウィサム・ベン・イェデルへ絶妙なスルーパス。ベン・イェデルのゴールでリードを3点に広げ、南野にはアシストが付くことになった。

　南野は後半34分まで約80分間プレー。リーグ戦開幕2試合で2得点2アシストを記録することになった。

　リーグ・アン公式サイトは「南野は好調スタート」と見出しを打って取り上げている。

「モナコが開幕2試合でリーグ最高の得点力を達成できたのは南野拓実のおかげだ。シーズン開幕から変貌したように見える。フィリップ・クレマン監督にはほとんど起用されなかったが、（オーストリア1部）ザルツブルク時代に師事したアディ・ヒュッター監督の下で再び活躍している。昨季3アシストだったが、わずか2試合ですでにほぼ同等の数字。南野は8月、絶好調だ」

　フランス移籍1年目は苦しんだ南野だが、本来の輝きを取り戻しつつある。