ネイマールの入団セレモニーがクラブ本拠地で実施

　サウジアラビア1部アル・ヒラルへ移籍したブラジル代表FWネイマールの入団セレモニーが現地時間8月19日、クラブ本拠地のキング・ファハド国際スタジアムで行われた。加入した大スターをひと目見ようと多くの観衆が詰めかけたなか、ド派手な演出が話題になっている。

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）を離れ、サッカー界の話題の中心となりつつあるサウジアラビアへ移籍したネイマール。年俸約1億3000万ポンド（約241億円）の2年契約を結んだとされているほか、勝利給が8万ユーロ（約1270万円）であること、SNSでサウジアラビアリーグを宣伝すると50万ユーロ（約7940万円）を受け取れるなど、破格のVIP待遇がこれまでに報じられている。

　そんなネイマールに対するクラブの期待は、19日に行われたファンへのお披露目でも表れていたようだ。入団セレモニーではまず、無数のドローンによってネイマールのプロフィールと3Dポートレートが夜空に浮かび上がった。そして、ピッチに足を踏み入れたネイマールをユニフォーム姿の子供たちやスタンドのファンらがお出迎え。盛大な歓待にネイマールは感慨深い表情を浮かべていた。

　豪華な演出はこれだけに留まらず。スタンドを埋め尽くしたファンがクラブカラーのブルーを基調にした巨大コレオを作成し、ネイマールのアル・ヒラル加入を祝福した。

　今回の豪華演出は、アル・ヒラルがクラブ公式SNSで公開。投稿のコメント欄にはファンから「なんて雰囲気」といった驚きの反応に加え、「サッカー界の王様」「ネイマールのプレーを待ちきれない」といった期待の声も寄せられていた。

　クラブとファンから盛大な歓迎を受けたネイマール。新天地デビューではどのような活躍を見せるか、今後のプレーに注目が集まる。