名門マルセイユとの開幕戦で叩き込んだ衝撃ボレー弾が反響

　フランス1部スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也は、現地時間8月12日に行われた名門マルセイユとのリーグ・アン開幕戦でフル出場。1-2で敗れたものの、絶妙コースを突いた前半の先制ゴールシーンが反響を呼び、仏リーグ公式SNS上でも脚光を浴びている。

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　昨季加入したランスで2シーズン目を迎えた伊東は、敵地でのマルセイユ戦で先発出場。すると開始10分、いきなり魅せた。DFトマ・フォケがゴール前へ放り込んだクロスに味方が競り合い、その浮き球に対して右足を一閃。ダイレクトボレー弾で先制点をもたらした。

　その後、1-1に追い付かれて迎えた前半38分には、MFアミール・リチャードソンが右サイドから中央へ供給したパスに対し、走り込んできた伊東が右足で蹴り込みゴール。2点目が決まったかと思われたが、直前のプレーでボールがタッチラインを割っていたことが判明し“幻”となった。

　チームは後半、マルセイユに逆転ゴールを決められ、黒星スタートに。加入したばかりの日本代表FW中村敬斗が後半25分にデビューを飾った試合で白星は奪えなかったが、伊東の存在感は際立ち、とりわけ先制ボレー弾は大きな反響を呼んだ。

　リーグ・アン公式Xでは、シュートシーンの画像が添えられ「なんというボレー」とツイート。リーグ開幕戦で生まれた伊東のスーパー弾に驚きの声を挙げており、日本代表アタッカーがこの試合で残したインパクトの大きさを物語っていた。