「真の品格」 なでしこJ、W杯ピッチ上で示した“礼儀”に世界絶賛「最も優れた国」

なでしこジャパンの振る舞いを海外称賛【写真:ロイター】
なでしこジャパンの振る舞いを海外称賛【写真:ロイター】

ファンに向けて深々とお辞儀をする光景に海外注目

 なでしこジャパン(日本女子代表)はオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)でベスト8へ進出し、4強進出を懸け、8月11日にスウェーデンと激突する。さらなる躍進に期待が懸かるなか、ピッチ上で示した選手たちによる気品ある振る舞いに海外メディアが注目している。

 日本は全勝のグループリーグ3試合(ザンビア戦/5-0、コスタリカ戦/2-0、スペイン戦/4-0)で11得点を奪って決勝トーナメントへ進出。16強のノルウェーとの一戦ではオウンゴールで先制後、一時同点に追い付かれるも、後半にMF清水梨紗、MF宮澤ひなたが得点し、3-1で快勝した。

 ここまでの4試合で14得点1失点と盤石ぶりが光るパフォーマンスに熱視線が注がれているなか、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門SNSがピッチ上でのある光景に着目。「今回の女子ワールドカップで、日本の選手たちは常に頭を下げて応援を称えた」と綴られた投稿には、選手たちがファンに向けて深々とお辞儀をする1枚が添えられた。

 チームへの応援に対する礼儀を示したシーンは反響を呼び、SNS上では海外ファンから「日本が世界で最も優れた国」「彼らは常に敬意を持って接する」「とても美しい」「真の品格だ」といった賛辞が続々。昨年のカタールW杯で日本代表の森保一監督が試合後に見せたお辞儀に続き、日本の気品ある振る舞いがまたも脚光を浴びた。

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