「日本は危険な相手だ」 W杯4試合で14得点1失点、なでしこジャパンの盤石ぶりに海外脱帽

ベスト8進出を決めたなでしこジャパン【写真:ロイター】
ベスト8進出を決めたなでしこジャパン【写真:ロイター】

ベスト16でノルウェーを3-1で撃破、ベスト8へ進出

 なでしこジャパン(日本女子代表)は8月5日にオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でノルウェーと対戦して3-1で勝利。ベスト8進出を決めたなか、海外メディア上ではここまでの4試合で14得点1失点と盤石ぶりが光るパフォーマンスに熱視線が注がれている。

 ベスト8進出を懸けたノルウェー戦で、序盤からペースを握った日本は前半15分、左サイドからMF宮澤ひなたがゴール前へ送ったクロスがオウンゴールを誘発し先制。その5分後、MFグロ・レイテンのヘディング弾で同点に追い付かれるも、後半5分にMF清水梨紗が勝ち越しゴール、同36分には宮澤の今大会5点目が飛び出し、3-1で快勝した。

 これで日本は、グループリーグ3試合(ザンビア戦/5-0、コスタリカ戦/2-0、スペイン戦/4-0)で奪った11得点と合わせて今大会14ゴールをマーク。一方の守備ではノルウェー戦で喫した1失点のみ。攻守に抜群の安定感を示しており、ベスト8以降の戦いぶりにも期待が高まる。

 なでしこジャパンの戦いぶりには海外メディアからも熱視線が注がれ、ベルギーメディア「Sporza」は「日本はグループリーグの好調を維持し、準々決勝に駒を進めた。最初のノックアウトマッチでは、ノルウェーを3-1で下した。14得点、1失点と、日本女子は危険な相手だ」と驚きを持って報道。その実力は脅威として捉えられているようだ。

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