ミランで3戦4発と“無双”の本田ライバル 「神の恩恵を受けている」「珠玉の輝き」と伊紙が絶賛

エンポリ戦で1得点2アシストのスソに地元紙が軒並み高採点

 ACミランの元U-21スペイン代表MFスソは、26日の敵地エンポリ戦で1得点2アシストの活躍を見せて4-1の勝利に貢献。イタリア地元紙は日本代表FW本田圭佑との定位置争いを制したレフティーをこの試合のMVPに選出し、「神の恩恵を受けている」と絶賛している。

 右ウイングでミランの攻撃を司るスソは、この日もゲームの主役を演じた。前半15分にカウンターからDFアバーテのパスを右サイドで受けると、右足で完璧なクロスを供給。フリーのFWラパドゥーラの先制点をアシストした。

 そして1-1で迎えた後半16分、再びスソが輝く。アバーテからのクロスを左足でダイレクトシュート。正確にコントロールされた一撃はゴール左隅に吸い込まれ、これが決勝点となった。オウンゴールで1点を追加した後の同33分には、スソが左足で絶妙なスルーパス。これに反応したラパドゥーラが決定的な4点目を決めた。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、スソに7.5点の高採点を与えるとともにこの試合のMVPに選出している。

「数字は止まることがない。しかしそれ以上にたくさんの仕事をしている。ドリブル、クロス、シュートは神の恩恵を受けている証拠。ただひとつの小言は、ちょっとエゴイズム」

 寸評では3試合連続ゴールとなったスソの無双ぶりを絶賛。「神の恩恵を受けた」と讃えられるほどの輝きを見せる一方、やや独善的なプレーが散見されると指摘されている。

 

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