“ジーニアス“柿谷が絶妙ループで先制弾! C大阪が京都と1-1ドローも2年連続昇格PO決勝へ

試合は1-1で終わるも、リーグ戦で上位だったC大阪の勝ち上がり

 J1昇格プレーオフ準決勝、セレッソ大阪対京都サンガF.C.で“ジーニアス”が輝いた。元日本代表FW柿谷曜一朗がループシュートで先制点を奪い、試合は1-1ドローもC大阪が決勝進出を果たした。

 試合が動いたのは前半13分だった。MFソウザのミドルを京都GK菅野孝憲が弾いたところ、柿谷がいち早く詰めると絶妙なループシュートを沈めて先制弾。柿谷は右足負傷が長引いた影響で今季リーグ戦出場21試合にとどまっていたが、雨が降りしきるキンチョウスタジアムに詰めかけたセレッソサポーターを沸かせた。

 C大阪の1点リードで迎えた後半5分には、京都FWエスクデロ競飛王が突進から至近距離のシュートを放ったが、C大阪の守護神キム・ジンヒョンがファインセーブを見せて得点を許さなかった。その後も京都が両サイドからクロスを放り込むシーンが増えたが、C大阪の最終ラインが辛抱強く跳ね返す。

 しかし、京都は同45分に途中出場のFW有田光希が押し込み1-1に追いつく。アディショナルタイムも猛攻を仕掛けたが、スコアは1-1のまま動かずタイムアップ。リーグ戦で上位だったC大阪の勝ち上がりが決まった

 C大阪は2年連続のプレーオフ決勝に進出。12月4日に行なわれる6位・岡山との決勝は、昨季の雪辱を果たす決戦となる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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