昨季CL決勝で負傷、来日後は別メニューで調整

　イングランド1部マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が負傷で横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチを欠場したベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの復帰が近いことを示唆した。

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　シティは7月23日に国立競技場で横浜FMと対戦。6万1618人の大観衆が集まったなか、後半頭から途中出場のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが2得点を決めるなどゴールラッシュを展開し、J1王者を5-3で下した。

　グアルディオラ監督はハーフタイムでGKオルテガ・モレノを除く10人のフィールドプレーヤーを総入れ替え。前後半で大きくメンバーを入れ替えながら90分を戦っていた。帯同メンバーの中で試合に出場しなかったのは控えGKのエデルソンとスコット・カーソンの2人と、そして前日練習でも別メニューでの調整を行っていたMFケビン・デ・ブライネのみだった。

　このベルギー代表MFは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝のインテル戦（1-0）で右足のハムストリングスを負傷し、そこからの回復を目指している状況。この日も試合前やハーフタイムのアップにすら参加していなかった。

　チームに欠かせない司令塔のコンディションについてグアルディオラ監督は「（26日の）バイエルン戦に出られるかは分からないが、試合をできる段階に近づいてきている。（30日の）アトレティコ・マドリード戦も出られるかどうかは分からない」と前置きしたうえで「回復に向かっているので出られるようになるだろう」と語った。

　プレミアリーグ開幕まですでに3週間弱。昨季大一番での負傷を引きずっているデ・ブライネだが、完全復活の時は確実に近づいているようだ。