W杯に臨むなでしこジャパン、チームの“心臓”を海外メディアが警戒 「危険を察知する能力は飛び抜けている」

海外メディアがなでしこジャパンの注目選手を紹介【写真:Getty Images】
海外メディアがなでしこジャパンの注目選手を紹介【写真:Getty Images】

MF長谷川を「注目選手」としてピックアップ

 池田太監督が率いるなでしこジャパン(日本女子代表)は、7月のオーストラリアとニュージーランドで共催される女子ワールドカップ(W杯)に挑む。海外サッカーメディア「VAVEL」はなでしこジャパンの特集を組んだなか、注目選手としてMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)の名前を挙げている。

 長谷川は当時なでしこリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織出身。21年1月にベレーザからイタリア1部ACミランの女子チームへ完全移籍すると、同年8月に英1部ウェストハムへ。その後22年9月に、3年契約でシティへとプレーの場を移していった。

 なでしこジャパンの一員としても、17年3月にA代表に初招集。以降、19年にフランスで行われた女子ワールドカップ(W杯)や、21年に延期された東京五輪など、数多くの試合で活躍してきた。

「VAVEL」では、そんな長谷川をなでしこジャパンの「注目選手」として紹介。「中盤の戦いが重要なワールドカップだが、長谷川はあらゆる能力を備えたミッドフィルダーだ」と持ち前の才能を称えている。

「今シーズン、マンチェスター・シティで彼女が見せた悪いプレーを見つけるのは難しい。ウェストハム・ユナイテッドからやってきた彼女は、ジョージア・スタンウェイがかつて自分のものにしたポジションにスムーズにフィットしている。危険を察知する能力は飛び抜けており、彼女の配給能力は他の追随を許さない」

 また記事内では、「グループ突破は非常に難しい」とザンビア、コスタリカ、スペインと戦うなでしこジャパンの苦戦を予想。頼れるチームの“心臓”は、W杯という大舞台で勝利へ導けるか。大きな期待を背負い、本戦へと挑む。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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