本田は1月に「ミランから確実に放出される選手」 伊メディアが構想外の3人として非情宣告

冬の移籍市場で2選手の獲得を狙うミラン 余剰戦力の整理も進める

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、来年1月の移籍市場で「ミランから確実に放出される選手」という3人の戦力外リストに入ったことが分かった。イタリアメディア「Ilsussidiario.net」が報じている。

 現在セリエA3位につけているミランは、1月の移籍市場で補強に動いている。「ミランは最低2人をモンテッラ監督にプレゼントしたい」と記事では分析されており、フィオレンティーナのクロアチア代表MFミラン・バデリ、リバプールのイングランド代表FWダニエル・スターリッジが補強リストの筆頭に入っているという。

 その一方で余剰戦力の整理も、チームは進めているようだ。「1月に確実に放出される3人の選手。それは本田圭佑、ルイス・アドリアーノ、リオネル・バンジョーニ。モンテッラ監督の構想外となっている」と非情な現実が指摘されている。

 本田は今季リーグ戦での先発出場が1試合、出場機会はわずか81分となっている。右ウイングの人材は本田以外にレギュラーのMFスソしかいない現状で、背番号10は開幕からベンチ要員に甘んじている。モンテッラ監督は10月25日のジェノア戦でスソを温存し、本田を先発起用したが、味方のオフサイドトラップの際に取り残される失態を犯し、先制点を献上。本田が唯一先発した試合が、ここ9試合で唯一の黒星となっている。

 若き戦略家の信頼を完全に失った本田は、今冬の移籍市場でミランから放出される運命にあるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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