ブラジルサッカー連盟はアンチェロッティ氏の就任を熱望

　ブラジル代表FWネイマールが母国のテレビ局「バンドスポーツ」のインタビューに応じ、代表チームの監督にカルロ・アンチェロッティ氏が就任する可能性が高いというニュースを歓迎している。

　イタリア人監督のアンチェロッティ氏は現在スペイン1部レアル・マドリードを率いている。一方で、ブラジルサッカー連盟は昨年のカタール・ワールドカップ（W杯）でベスト8敗退を受け、チッチ監督が退任したあとのポストにアンチェロッティ氏を熱望。現在の活動を暫定監督としてまで、交渉を続けてきたとされる。

　そうしたなかでアンチェロッティ氏はレアルとの契約が満了する2024年6月で退任し、7月からブラジル代表を率いる可能性が高まっているとされる。この件について問われたネイマールは、アンチェロッティ氏の就任を歓迎するコメントを残している。

「僕たちの多くは、すでに彼のことを知っているし、その実力も知っている。彼がチームにいることは非常に重要だが、まだ何も決まっていない。契約終了後に彼が代表チームに合流することを願っている」

　就任が決まればブラジル代表として初の外国人監督となるアンチェロッティ氏だけに、国民や歴代の代表OBたちからも厳しい目で見られることが予想される。そうしたなかでスター選手であるネイマールが歓迎の姿勢を示したことは、重要な1つの要素になりそうだ。