本田、香川、岡崎の先発落ちが囁かれるも… 主将の長谷部は「誰が出るかよりも機能性が重要」

「明日に誰が出るか分からない感じで練習」

 本田、香川、岡崎というザックジャパンから日本代表を牽引してきた3人が先発から外れる状況も考えられ、ハリル監督の人選と結果次第では世代交代の波が一気に押し寄せる可能性もある。 

 そんなサウジ戦では、「昨日と今日の練習では、明日に誰が出るか分からない感じで練習している。監督が緊張感を持たせようとしているのかもしれない。監督が求めているサッカーを誰が出てもやらなくてはいけないし、今日の夜と明日の昼に、自分たちのやり方をもっと詳しく話し合う。誰が出るかよりも、明日は総力戦なので、チームとして機能しなくてはいけない。誰か一人が活躍するゲームにはならないと思う」と決然と語った。

 ハリル監督はチーム内競争を煽るために、実戦形式の練習でもメンバーを入れ替えていると長谷部は説明。本田はベンチ行きの可能性に対して拒否反応を示していたが、選手個人よりもチームとしての機能性が重要とキャプテンの長谷部は主張している。

 トップ下でスタメン候補に挙がるのは、11日のオマーン戦で1得点2アシストとハイパフォーマンスを見せた清武弘嗣(セビージャ)、そしてオマーン戦は右足首痛で欠場した香川。実質的に二者択一となるなか、長谷部は「どうですかね。1人の選手というか、一つのポジションの選手の良し悪しによってチームの出来が決まるのは良くない」と語っている。

 

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