元デンマーク代表B・ラウドルップ氏、古橋の実力を称賛「高い舞台にも対応できる」

　スコットランド1部セルティックを率いているアンジェ・ポステコグルー監督は国内3冠を置き土産にイングランド1部トッテナムの新監督就任することが決定した。元デンマーク代表FWブライアン・ラウドルップ氏はポステコグルー監督に続いて、日本代表FW古橋亨梧がトッテナムに移籍する可能性について言及している。

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　ポステコグルー監督は2021年に横浜F・マリノスからセルティックに移籍し、就任1年からリーグ戦とリーグカップの2冠を獲得。そして今季はリーグ戦とリーグカップの連覇に加え、スコティッシュカップも制して国内3冠を達成していた。

　セルティックで手腕を発揮したポステコグルー監督はイングランド1部トッテナムの新監督就任に関してすでに合意したと報じられたなか、北ロンドンの強豪と4年契約を結んだ。プレミアリーグ参戦に際し、セルティックから古橋ら教え子を引き抜く可能性も報道されている。

　現役時代にスコットランド強豪レンジャーズでプレーした経験を持つ元デンマーク代表FWのB・ラウドルップ氏は英紙「デイリー・メール」のコラムで、ポステコグルー監督とともに古橋がトッテナムに移籍する可能性に言及。そして古橋ならトッテナムでも成功できると太鼓判を押している。

「この夏、ハリー・ケインの去就がどうなるのか分からない。スパーズはケインが売り物ではないと主張しているが、カリム・ベンゼマがサウジアラビアに去ると決めたあとで彼はレアル・マドリードからの関心を持たれている。マンチェスター・ユナイテッドも以前から彼に興味を持っているクラブだ。スパーズには新しいFWが必要になるだろう。

　すぐにケインの代わりになれないとしても、少なくとも信頼できるオプションは与えられるだろう。私は古橋がポステコグルーと一緒にロンドンに行くことになっても驚かない。そして、彼が成功するのも目に見えている」

　ラウドルップ氏は「彼の動き、インテリジェンス、フィニッシュ、運動量であれば、よりクオリティーが高い舞台にも対応できると思う」と古橋への惜しみない賛辞を送っている。プレミアリーグ未経験とはいえ慣れ親しんだポステコグルー監督のサッカーの中であれば、十分に通用する力を持っていると考えているようだ。