「元ユニオン選手」の三笘の極上プレーに注目

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間5月21日のプレミアリーグ第37節サウサンプトン戦（3-1）に先発出場。後半44分までプレーし勝利に貢献したなか、FWエバン・ファーガソンへの絶妙アシストをベルギーメディアが称賛とともに伝えている。

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　サウサンプトン戦でも左サイドで先発出場した三笘。ブライトンがファーガソンの得点で1点を先制して迎えた前半40分だった。左サイドを突破した三笘は、相手が寄せ切る前に右足のアウトサイドで中央へ絶妙のグラウンダーのクロスを供給。反応したファーガソンがこの日2点目を決めた。その後相手に1点返されるも、追加点を加えたブライトンは3-1でサウサンプトンを下している。

　三笘の“アウトサイドアシスト”は現地でも喝采を浴びたが、ベルギーメディア「Het Belang van Limburg」でも注目を集めているようだ。三笘は昨季レンタルで、ベルギー1部ユニオン・サン＝ジロワーズでプレーしていた。そうした背景もあり、「元ユニオン選手の三笘薫が、ケビン・デ・ブライネになったつもりで、見事なアシストで解き放った」とアシストシーンを取り上げている。

「この日本人は、アイルランドのチームメイトのために、外足で素晴らしいアシストをした。ケビン・デ・ブライネもうらやむようなパスが、元ユニオン所属の選手から出されたのだ」

　マンチェスター・シティの名手、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを引き合いに出し、同メディアは三笘の華麗なアウトサイドキックに最大の賛辞を贈っていた。