後半13分から途中出場して存在感

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間5月20日、ラ・リーガ第35節FCバルセロナ戦（2-1）で追加点を演出した。途中出場ながらもカウンター攻撃の起点になり、32年ぶりの敵地カンプ・ノウでの勝利に貢献。スペイン紙も「久保は止められない」「カウンターで威力を発揮」と評価している。

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　ラ・リーガ4位のソシエダはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場に向けて負けられない一戦。ベンチスタートとなった久保だが、出場してからやはりピッチで輝いた。チームは前半に1点を先制し、追加点がほしい後半13分からピッチに立つと同31分、久保がカウンターからドリブルでスルスルと上がり、スペイン代表MFマルティン・スビメンディへパス。最後はノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートがゴールへ沈めて、華麗な連係から追加点を挙げた。

　久保は相手DFを3人引き付けてのドリブルで起点に。ドリブルの際、セルロートとは逆サイドを上がることで、スペースが生まれ最終的にセルロートはフリーで決めることができた。

　バルサ贔屓で知られるスペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」だが、レポートではかつてバルサの下部組織に所属していた久保に関して、「久保は止められない」「カウンターで威力を発揮」と限られた時間で存在感を示したことを高く評価していた。