大統領選の再投票が行われる可能性があり国内混乱か

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）の決勝の舞台が、4年連続で変更になる可能性があるようだ。英メディア「デイリー・スター」が報じている。

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　今シーズンのCL決勝は、6月10日にトルコの首都イスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで開催される予定になっている。トルコでは、今週末に大統領選が行われることになっているが、仮に今回の投票で法定得票率を満たす候補者がいなかった場合は、CL決勝の週に再投票が行われることになるという。その場合、物流に大きな影響があるだけでなく、トルコ国内で暴動が起こる可能性もある。

　こうした状況から、UEFA（欧州サッカー連盟）は決勝を別の開催地で行う準備も進めているという。そして、その筆頭候補になっているのが、ポルトガルのようだ。

　2019-20シーズン以降、UEFAは毎年CL決勝の舞台変更を迫られてきた。2020年の決勝はイスタンブールで予定されていたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、リスボンでの開催となった。2021年の決勝もイスタンブールから、再びポルトガルのポルトで開催されている。

　そして2022年はロシアのサンクト・ペテルブルクでの開催が予定されていたが、ロシアのウクライナ侵攻により、フランスのパリに開催地が変更となっていた。

　今シーズンのCLは、準決勝まで消化しており、スペイン1部レアル・マドリードとイングランド1部マンチェスター・シティ、そしてイタリア1部のACミランとインテル・ミラノがベスト4に勝ち残っている。