神戸MF、プレス回避の「くるくるキープ」に脚光 「イニエスタ化」「これ現地で震えた」

神戸でプレーする齊藤未月【写真:徳原隆元】
神戸でプレーする齊藤未月【写真:徳原隆元】

横浜FMに2-3で敗戦、齊藤未月のプレーが話題

 ヴィッセル神戸は4月22日に行われたJ1リーグ戦第9節で横浜F・マリノスと対戦し、2-3で惜敗した。この試合でスタメンフル出場の神戸MF齊藤未月が、試合終盤に見せた鬼キープ力にファンからは「凄い」「素晴らしい」と注目が集まっている。

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 現在24歳の齊藤は湘南ベルマーレの下部組織出身で、2016年にJリーグデビューを果たした。湘南で経験を積んだのちに20年末にロシア1部ルビン・カザンへ期限付き移籍した。その後レンタルで22年にはガンバ大阪へ渡り、今季より神戸でプレーしている。

 首位を走る神戸で齊藤は開幕から全試合フル出場をしているなか、横浜FM戦の試合終了間際に好プレーを見せた。

 2-3と1点ビハインドで迎えた後半42分、ボールを拾った齊藤は後ろから相手に激しいマークに遭うも華麗なターンで回避。さらに連続してプレッシャーをかけられたが、もう1度ターンをして、味方にパスをつないだ。

 この一連のプレーにお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが自身のツイッターで「第9節 神戸vs横浜FM 86分齊藤未月くるくるキープ」と記し、厳選プレーの1つとしてピックアップした。

 これを受け、Jリーグ公式ツイッターも「試合終盤でみせた鬼のキープ力ヴィッセル神戸 齊藤未月 選手が安定感のあるボールキープで、相手にボール触らせない」と綴り、プレー動画を公開。すると、ファンから「終盤でこれできるの凄い」「ボールを失わないという気持ちは素晴らしい」「イニエスタ化してきてる」「神戸移籍したのは大正解」「手がつけれなくなりそう」「これ現地で震えた」と、称賛の声が寄せられている。

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