新潟戦の勝利を見届けて喜び

　かつて鹿島アントラーズやブラジル代表の10番として活躍した“神様”ことジーコ氏は現在、古巣・鹿島のクラブアドバイザーとしての活動で来日中だ。自身の公式インスタグラムで新幹線に乗車した様子や、元日本代表MFとの再会の瞬間を報告している。

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　ジーコ氏は、Jリーグ草創期の鹿島に加入し、クラブやリーグの発展に大きく寄与。指導者へ転身後は、日本代表監督も務め、2006年のドイツ・ワールドカップ（W杯）出場権獲得と本大会での指揮を経験するなど、日本サッカー界に尽力した。現在は古巣鹿島のクラブアドバイザーを務めている。

　ジーコ氏は今季計2回来日する予定で、1回目は4月15日のJ1リーグ第8節鹿島対ヴィッセル神戸に合わせて来日。5月下旬までの滞在する予定となっている。

　現地観戦した神戸戦は1-5で大敗し、チームは15位まで後退。試合後には、キャプテンの1人を担うFW鈴木優磨がゴール裏のサポーターと激しく言葉を交わすシーンもあるなど、苦しい状況が続いていたが、4月23日に敵地デンカビッグスワンスタジアムで行われたJ1リーグ第9節アルビレックス新潟戦に2-0で勝利し、リーグ戦の連敗を4でストップした。

　ジーコ氏はインスタグラムに「鹿島アントラーズがリーグ戦でアルビレックス新潟に2-0で勝利したのを見届けて、新潟から戻ってきた。日本サッカー界を代表するMFの1人で、現在は解説者の北澤豪さんにもお会いした。おめでとう鹿島」と綴り、新幹線の車内で撮影した写真のほか、元日本代表MF北澤豪氏との2ショットをアップ。これには、国内外のファンから「素敵です」「カッコいい」「私のアイドル！」「日本の王様」といった声が上がっていた。