今年5月13日に日産スタジアムで開催と報道

　アジアのライバルである日本と韓国による日韓戦は、常に両国のプライドを懸けた一戦となり、盛り上がりを見せる。韓国メディアによれば、5月に国会議員間での日韓戦が行われる予定で、参加を巡って国内で議論を呼んでいるという。

　今年3月に行われた第5回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）では野球の日本代表が1次ラウンドで韓国に13-4と大勝し、そのまま勝ち上がって世界一の座に輝いた。

　これによって、韓国メディア内ではスポーツ界における日韓戦に関する報道がヒートアップ。韓国メディア「テニス・ピープル」は4月、「サッカーの韓国代表は21年3月、横浜で日本に0-3と大敗を喫した。昨年7月の東アジア選手権（E-1選手権）で韓国は再び日本と対戦し、0-3で惨敗した。ソン・フンミンがいなかったと自分たちを慰めるには、韓国の競争力はひどかった。日本サッカーが韓国に感じていた焦りは昔の話だ。韓国と日本のサッカー格差はさらに広がっている」と報じたほどだった。

　韓国紙「韓国日報」は「日本で来月、韓日議員親善サッカー開催」と見出しを打ち、今年5月13日に、日本の日産スタジアムで日本と韓国の議員による親善試合が行われると伝えている。

「国会議員サッカー連盟は5月13日、横浜の日産スタジアムで日本の国会議員と親善サッカー大会を開催する。韓国の議員は来月12日に出国し、2泊3日で日本を訪問する予定だ。今回の試合は、昨年11月に4年ぶりに韓国で開催された親善試合の答訪となる。昨年の試合が2002年の韓日ワールドカップ（W杯）20周年を記念してソウルワールドカップ競技場で行われたように、今年日本で開催される試合も2002年の日韓W杯で決勝戦が行われた日産スタジアムが舞台だ」

　記事では、「両国議員の交流を深める親善行事」としつつ、参加メンバーの行方についてさまざまな関心が寄せられていることに触れているが、果たして“もう1つの日韓戦”はどのような結果になるだろうか。