川崎MF脇坂、ドロー決着に悔しさ吐露「情けない」 勝利逸を反省「言い合う必要ある」

川崎の脇坂泰斗【写真:Getty Images】
川崎の脇坂泰斗【写真:Getty Images】

後半早々にボレー弾で先制点もたらすも、チームは追い付かれて1-1ドロー

 見事なボレーシュートも、勝ち点3にはつながらなかった。J1第9節で4位浦和レッズをホームの等々力陸上競技場に迎えた川崎フロンターレは、後半3分にMF脇坂泰斗のゴールで先制した。今シーズンのリーグ戦で初めて先手を取った川崎だったが、後半36分にFWブライアン・リンセンに同点ゴールを決められ、1-1の引き分けで試合を終えた。

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 脇坂にとって公式戦2試合連続となったゴールシーンは、MF家長昭博の右サイドからの折り返しから決まった。「前半から相手の両サイドバックが攻撃的な特徴があったので、その背後を狙っていました。前半からジャブのような形で仕掛けて、それも後半は続けていこうと話していた。アキさん(家長)がすごく良い形で背後を取れて、普段ならマイナスで待ちがちですが、あの瞬間は気持ちのところか分からないですが、ゴール前に入っていこうと思ったら、いいところにボールが来ました」と、ゴールへの嗅覚が働いたことを明かした。

 ゴール後は、VARでハンドがなかったかのチェックがあったが、「たまたま、ももに当たった。ももに当たったところから、ずっとボールが見えていたので身体が反応した」と、浦和の守備陣よりも早く反応したボレーシュートを振り返った。

 川崎の鬼木達監督は、今季のホームゲーム初勝利を挙げた4月19日のルヴァン杯・清水エスパルス戦(6-0)を「ターニングポイントにしよう」と選手たちにも伝えていた。その試合で先制点を奪うことはできた川崎だったが、今季のリーグ戦ホーム初勝利には届かなかった。

 脇坂も「清水戦を監督がターニングポイントに挙げていたっていうことは、逆に言うと次の試合、そのあとが大事だとみんな分かっていた。そこを勝ち切らないといけなかった」と、唇を噛み、「等々力3連戦で、ルヴァン(の清水戦)で良い勝ち方をしたなか『リーグ戦も』っていう思いが全員強かった。そこは勝ち切りたかった」と、悔しがった。

「反省で終わらせずに次に生かさないといけない」

 完全に流れを変える勝利を得ることはできなかったが、脇坂には良い感触が残ったようだ。「やっぱり怖いところに入っていくことが大事だなと改めて感じました。高さがあったり、強さがあったりするタイプではないのですが、ああやってゴールも取れたので、次につながるようなゴールだったかなと個人的に思います。ああやって入っていけば、何か起きるんだなと感じました」と、ゴール前へ入っていく重要性を認識した。

 勝ち切れなかったことで「失点したことも反省点もありますが、2点目を取るチャンスもあった。僕も決定機があったし、1点追い付かれてからも、もっともっと精力的に攻めにいけばとか、反省点はたくさんある。それを反省で終わらせずに次に生かさないといけない」と力を込める。

「そこはまた1週間の準備をして、取り組んでいかないといけない。こういったゲームを何回も続けているのは情けない。練習から思ったことを全員で言い合ってやっていく必要があるし、攻撃的な質のところは上げていかないといけない。押し込んでサッカーをするシーンが、後半は特になかったので、そこはもっともっと意図的にやっていく必要がある」

 今季のリーグ戦ホーム初勝利を逃した川崎だが、まだ清水戦をターニングポイントにできる可能性は残っている。この日、先制ゴールを挙げた14番は、次はチームに勝利をもたらす決勝ゴールを狙っていく。

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