浦和、17歳MF早川がクラブ史上J公式戦最年少弾も…ルヴァン杯開幕4試合連続でドロー

浦和は湘南とドロー決着(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
浦和は湘南とドロー決着(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

前半42分に同点に追いつくも、逆転には至らず1-1で引き分け

 浦和レッズが湘南ベルマーレをホームに迎え撃った4月19日のルヴァンカップ・グループステージ第4節は、1-1の引き分けに終わった。浦和はユース所属の17歳MF早川隼平がJリーグ公式戦での浦和での最年少ゴールを決めた。

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 浦和のマチェイ・スコルジャ監督は直近のリーグ戦からスタメン11人全員を入れ替える完全ターンオーバーを実施。なかでも2列目の左サイドには、ユース所属で2種登録のMF早川隼平を抜擢した。

 試合を先に動かしたのは湘南だった。左サイドからの組み立てで右サイドまでボールを運ぶと、MF岡本拓也の折り返しがゴール前を抜けた逆サイドに入ってきたMF山田直輝が押し込んで先制ゴール。浦和ユースからトップ昇格してプロのキャリアをスタートした2人が古巣対決でゴールを生み出した。

 その後は浦和がボール保持を長くしつつ、湘南のプレスを裏返すロングボールも使いながら攻撃の回数を増やした。そうしたなかで迎えた前半42分、ゴールキックをGK鈴木彩艶が敵陣まで大きく蹴り込むと、FWホセ・カンテが競って背後に流れたボールにMFダヴィド・モーベルグが反応。そのシュートはGKソン・ボムグンが弾いたが、こぼれ球に詰めた早川が蹴り込んだ。

 早川はこれが17歳4か月14日でのゴールになり、以前に記録を持っていたFWエスクデロ・セルヒオの17歳6か月28日を越えるJリーグ公式戦における浦和での最年少ゴールになった。スコルジャ監督により抜擢された若手レフティーの一撃で、浦和は貴重な同点ゴールを得て1-1でハーフタイムを迎えた。

 後半も立ち上がりは浦和が攻勢の時間を続けたが、徐々に試合は膠着。湘南は後半17分にFW町野修斗を交代出場でピッチに送り込んだあたりから前線にポイントができた。後半35分には途中出場のFW若月大和が完全に抜け出してGKと1対1になるも、シュートを枠外に飛ばしてしまった。

 試合終盤は両チームとも足をつってストレッチするような選手が出る状態で、間延びしたオープンな状態になるも決勝ゴールは生まれず。このまま1-1で終わり、浦和は開幕4試合連続の引き分けになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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