26日に双方合意で契約を解除

　イングランド1部トッテナムは現地時間3月26日、アントニオ・コンテ監督との契約を双方合意で解除したことを発表した。クラブは「私たちは、アントニオの最初のシーズンにUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の予選を突破した。アントニオの貢献に感謝するとともに、未来の幸運を願っています」と声明を発表している。

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　後任の候補には、ドイツ1部バイエルンの監督を解任されたばかりのユリアン・ナーゲルスマン氏の名前も挙がっている。しかし、現時点では正式な新監督の発表はなく、アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が代行監督という形で今シーズンの残りの指揮を執り、ライアン・メイソン氏がアシスタント・ヘッドコーチを務めることが発表されている。

　クラブのダニエル・レヴィ会長は「私たちはプレミアリーグの試合が10試合残っている。そして、CL出場権獲得に向けて戦わないといけない。一丸となることが必要だ。私たちはクラブのために、そして驚くほど素晴らしいサポーターのためにも、可能な限り最高の成績でシーズンを終えるために、全員が立ち上がらないといけない」と公式ホームページを通じて声明を発表している。

　今シーズンも無冠で終わることが濃厚となっているトッテナムだが、監督交代をポジティブなエネルギーに変えて、2シーズン連続のCL出場権獲得を達成することができるだろうか。