久保建英、森保ジャパン2次政権“ドロー発進”に持論 「ポジティブに捉えて良い」

日本代表MF久保建英【写真:徳原隆元】
日本代表MF久保建英【写真:徳原隆元】

ウルグアイ戦を欠場も、一夜明けた練習に参加

 森保一監督が率いる日本代表は3月25日、キリンチャレンジカップのウルグアイ戦(24日/1-1)から一夜明けて、トレーニングを再開した。ウルグアイ戦を欠場した久保は、ドロー発進となった森保ジャパン2次政権の出来に「ポジティブに捉えて良い」と持論を述べた。

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 第2次森保政権の新たな船出となったウルグアイ戦で、日本は前半に先制点を奪われながらも後半途中出場のMF西村拓真(横浜F・マリノス)が貴重な同点ゴールを奪取。2026年ワールドカップ(W杯)に向けた現体制の初陣は1-1のドロー発進となった。

 新型コロナウイルス自主検査で陰性が確認できず、ウルグアイ戦を欠場することになった久保は、25日のトレーニングに参加。「僕はW杯の時とは別人なので、それはみんなも分かっていると思うし、今のコンディションを把握している。あまり過去の話はしたくないので次のコロンビア戦を見てもらえれば」と次戦へ意気込んだ。

 ウルグアイ戦では三笘薫(ブライトン)、堂安律(フライブルク)、鎌田大地(フランクフルト)が4-2-3-1の2列目を形成。三笘を中心に相手ゴールへ迫るも、単調な攻撃に終始し課題を残した。

 それでも久保は「負けなくて良かった。初陣で負けると言いたいことがある人もいるだろうし、ポジティブに捉えて良いと思う」と評価し「さっきミーティングに初めて参加して、色々とトライしている形があるという話があった後に見ると、知らないで見るのとは見方も変わる。新しいチームだと感じた」と持論を明かした。

 第2次森保政権の初陣では、サイドバック(SB)が中に絞ったうえで、サイドを切り崩す攻撃を試みるなど、新たな形をトライ。久保は「SBが中に入るからといってウイングが落ちて低い位置で受けてしまうと相手にとって脅威にならない。せっかくウイングに速い選手や切れ込める選手を置くなら、確かに僕ら前の選手がボールを欲しくて中に入ったり落ちたりすると思うけど、我慢して前に張ってたほうがいいのかなと思った」と語る。

 さらに「(奪われた時)そのためにSBが中に絞っているので問題ないと思う。3バックになって中にSBがいれば取られても5枚に戻れる。そのリスクを恐れて前に張らなかったら、むしろどうやって攻めるのと。SBが中に絞るというのは、リスク管理も含め3人+2人で守れるというのも想定していると思う」と、早くもイメージを膨らませていた。

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