「わずか34秒」 日本代表FW西村の“ファーストタッチ弾”を海外称賛「元気のない鎌田の代役として…」

日本代表FW西村拓真【写真:徳原隆元】
日本代表FW西村拓真【写真:徳原隆元】

後半30分の綺麗な崩し同点に追い付く

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング20位)は3月24日、キリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表(同16位)と対戦。1-1のドロー決着となった試合で、海外メディアはFW西村拓真(横浜F・マリノス)のゴールを評価している。

 日本はカタール・ワールドカップ(W杯)以降、初の国際試合に挑んだ。メンバーにDF瀬古歩夢(グラスホッパー)やFW中村敬斗(LASKリンツ)を加え、次のW杯へ向けて“若返り”も図った初陣はウルグアイに先制される苦しい展開となる。

 後半20分には、日本がパスワークで相手ペナルティーエリア(PA)内を崩す。FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)のポストプレーから抜け出したMF伊東純也(スタッド・ランス)が倒されペナルティーキック(PK)の判定。同16分から出場したコンビが躍動したが、のちにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入しノーファウル、PK取り消しとなった。

 それでも伊東からのクロスを、こちらも途中投入のMF西村拓真(横浜F・マリノス)がファーストタッチでゴールに蹴り込む。後半30分に日本がようやく同点に追い付いている。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」はこのドロー試合について、「試合そのものは、決して良いものではなかった。どちらのチームも緊迫したプレーはしていなかった」と評価を下した。

 また「それでも1-1という結果は両チームにとって上出来であり、試合の内容をよく表している」としたうえで、西村のゴールを「元気のない鎌田大地の代役として出場してからわずか34秒後に、ファーストタッチでゴールを決めた」と称えている。

 両チームに物足りなさを指摘したものの、初陣で早速結果を残した西村の一撃を取り上げていた。

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