パナマ代表との親善試合でスライディングタックルの被害に

　アルゼンチン代表は現地時間3月23日、パナマ代表と親善試合を行った。前線の一角で先発出場したFWリオネル・メッシに対する相手2人からの“ホラータックル”が話題を呼んでいる。

　0-0で迎えた前半16分、ペナルティーエリア手前でドリブルするメッシに対しパナマ代表DFケビン・ガルバンとMFホセ・ムリーリョが挟み込むようにしてスライディングタックル。この接触で倒れ込んだメッシはしばらく立ち上がることができず、膝からは出血も見られた。

　このプレーでガルバンにはイエローカードが提示されたが、危険なタックルにアルゼンチン紙「Diario Río Negro」も注目し「親善試合でメッシに与えられた恐ろしいキック」と糾弾。「主審もこのキックについて厳しく注意。さらにディ・マリアとクリスティアン・ロメロもまた、彼を責め立てた」と同僚も怒りを露わにする一触即発のシーンとなった。

　メッシはピッチに戻りプレーを続行。試合は後半33分にアルゼンチンが先制すると、終了間際にはメッシも得点を挙げ2-0で勝利を収めている。